この物語の見どころは悪人が一人も出てこないところ。登場人物が皆「無欲」「人が良い」「義理人情に厚い」など後味の良いお話です。
また、江戸時代には道端にゴミが一つも落ちていなかったそうです。物を大切にするという現代人の我々が忘れつつある文化が江戸時代にはあったということを是非会館にお越しになってご覧くださいませ。
親子三代でのお越しをお待ちいたしております。
この物語の見どころは悪人が一人も出てこないところ。登場人物が皆「無欲」「人が良い」「義理人情に厚い」など後味の良いお話です。
また、江戸時代には道端にゴミが一つも落ちていなかったそうです。物を大切にするという現代人の我々が忘れつつある文化が江戸時代にはあったということを是非会館にお越しになってご覧くださいませ。
親子三代でのお越しをお待ちいたしております。
チケット発売中ハンディ会員特典
日程 | 2022年6月15日(水) | ||||
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時間 | 開演 15:30(開場 15:00) | ||||
料金 | 全席指定(税込)一般3,500円/中学生以下2,500円 ペア券6,500円(3,250円 / 1枚) ▼キャンディ・パレット会員:一般3,200円 ※お1人様2枚まで割引価格適用。 ▼ハンディチケット:一般3,200円 ※障がい者手帳をお持ちのご本人と介助者1名まで割引価格適用。
※未就学児入場不可。 | ||||
会場 | 大ホール | ||||
発売日 | 4月18日(月)10:00~ ※初日は電話予約のみ(座席選択不可)。残席がある場合のみ翌日以降窓口販売。 |
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チケット取扱い |
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感染症対策について | <ご購入前にお読みください>
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主催 | 前進座 / 武蔵村山市民会館 |
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共催 | 武蔵村山市教育委員会 |
昔、江戸の町に正直清兵衛という働き者の屑屋さんがおりました。ある日のこと、いつものように天秤棒を担いで、「くず~い 屑のおはらい」と裏長屋を回っておりますと、お侍の娘しづに呼ばれます。しづの父親はすでに亡くなり、母親の千代は病弱で働けず、家中のものはすべて売りつくしてしまい、その日の米にも困る始末。何か売る物はないかと、しづ達親子は困り果てていたのです。
二人の暮らし向きを知った屑屋さんは、ほんの少しの紙屑でも快く引き取ってくれました。
そんな屑屋さんの人柄を見込んだ千代は、家に代々伝わる仏像を買ってほしいと頼みます。屑屋さんは断りきれず、仏像を二百文で引き取り、これより高く売れたときは、そのもうけは半分にしようと約束しました。
屑屋さんは、その仏像を持って、白金の細川屋敷のお窓下を通りかかります。すると、高木佐太夫という若い侍の目にとまり、仏像は三百文ですぐに売れたのです。屑屋さんは、いいことをしたと喜んでおりました。
それから少し時がたって、屑屋さんはまた佐太夫によばれました。仏像をみがいていると中から五十両のお金が出てきたというので、屑屋さんはびっくり仰天。
佐太夫はその金を千代に返すよう屑屋さんに言付けますが、千代は頑としてその金を受け取ろうとしません。
間に入った屑屋さんは両方の間をいったりきたりと大弱り。ついにこれは大変と見かねた大家さんがあいだに入り、金を受け取る代わりに、千代から佐太夫に何か一品わたすことで話をつけます。
ヤレヤレと思ったのもつかの間、このとき千代が佐太夫にわたした茶碗が実は・・・。
とうとう細川の殿様まで巻き込んで、てんやわんやの大騒動に!
武蔵村山市民会館(さくらホール)
TEL:042-565-0226